「TOEICの勉強がつまらない。何か面白くなる方法はないですか?
少しでも楽しめるようになるにはどうすればよいか。いい方法があれば教えて下さい。」
今回はこんな思いを持つ方にオススメの本のご紹介です。
その本というのが「不思議の国のグプタ」です。
この記事の内容まとめ↓
TOEICの勉強をしている中でどうしても「つまらない」であったり、「退屈だ」と感じてやる気がなくなる時もあると思います。
そんな気持ちを変えてくれるのがこの「不思議の国のグプタ」です。
TOEICについて勉強したことがある人ならほぼ間違いなく楽しめる内容になっています。
くわしく本文でご紹介していきます!
1.不思議の国のグプタのあらすじ
まずはあらすじをご紹介します。
「不思議の国のグプタ」はTOEICあるあるに基づいて書かれた小説で、TOEICによく登場してくる人物グプタがこの世界の飛行機はいつも遅れている・・・??と疑問を持つとこから物語が始まります。
そこから他にも図書館がいつも閉まっていることやこの世界の不思議に気づき始め、同僚に相談するもイマイチ理解されず、1人で不思議と立ち向かっていくというストーリーです。
そこまでボリュームがあるわけではなく、割とサクッと読めます。
そして随所にTOEICの解説が書かれており、また読んだ感想のところでもご紹介致しますが、とても勉強になります。
書かれたのは小説家の清涼院 流水さんとTOEIC参考書をたくさん書かれているヒロ前田さんです。
ではより詳しくオススメな理由をご紹介していきます!
2.TOEICをつまらないと感じている方にオススメな本「不思議の国のグプタ」
TOEICをつまらないと感じているなら、一度、不思議の国のグプタを読んでみてください。
TOEICあるあるがふんだんに詰め込まれた小説なので、読み進めていくうちにTOEICを知ることができ、またTOEICの面白さに気づくことができます。
例えば
- TOEICの世界では飛行機は必ず遅れます。
- 図書館はいつも閉まってます。
- タバコとアルコールは存在しません。
などのTOEIC世界のあるあるがたくさん詰まっています。
そういうTOEIC世界の不思議な点をたくさん知ることで、次にTOEICの問題文を見るのが段々と待ち遠しくなってきます。
「今回はどんな理由で飛行機が遅れるのかな?」
「本当に図書館は閉まっているのかな?」
「問題文でグプタと出会うことはできるだろうか」
などなど、段々とTOEICの世界にのめり込んでいくことができるのです。
TOEICの世界の不思議に気づくことで、次からテストを受けたり、勉強するのがちょっと楽しみになります。
3.不思議の国のグプタを読んだ感想①
この小説はTOEICの勉強をしたことがある人ならほぼ間違いなく楽しめます。
TOEICあるあるがたくさん詰め込まれていて、言われてみればおかしいし、実際にTOEIC問題を解いていた時に感じていた違和感を説明してくれていて、共感できるところが多いからです。
「ああ、そうそう、あるある!」
「そこ!自分も変だと思ってた!」
とか共感できるところがたくさんあります。
例えば飛行機が遅れている、図書館が閉まっている、コピー機がいつも壊れているなどなどこういうのはもうTOEICの勉強をしているとめちゃくちゃ出てきます。
さらに僕が感じていた違和感がパート2のやり取りです。
「どう考えても1文足りなくない?」というやり取りが繰り広げられていて、明らかに応答に違和感があることが多かったのです。
TOEICパート2を解いててたまに思うのが
— エイタ@継続のコツ×英会話×TOEIC915点 (@gamusyaraeita) January 28, 2021
「わかる、わかるけどなんか1文抜けてない?」ってやつ
ものの場所を聞いてるのに、入荷するのは明日ですとか
今切らしててすいませんとか間に入るのでは?とか思う
色んなコミュニケーションがあるから仕方ないですけどね😌たまに不思議の国TOEIC。
そんな違和感についても本書の主人公グプタは言及してくれています。
こんな風に「自分もそう思っていた!」と共感できる箇所がたくさんあり、TOEICの勉強をしたことがある人ならほぼ間違いなく楽しめます。
4.不思議の国のグプタを読んだ感想②
この小説はTOEICの勉強にもなります。
基本日本語で書かれていますが、TOEIC頻出単語については日本語の後ろに英語も載せてくれているからです。またあるあるを知ることで問題で注意すべきポイントがわかるようになります。
例えば冒頭、悪天候という単語が出てきますが、悪天候(inclement weather)という具合に英訳も載せてくれています。これがあることで読むだけで頻出単語について勉強することができます。
また飛行機がいつも遅れるなどのあるあるがたくさん出てきますが、そうしたあるあるを知ることで、解答のポイントがどこにあるのか知ることができます。
例えばこの「飛行機が遅れる」は主にリスニングパートによく出てくるあるあるですがこれが出てきたら、解答のポイントは「なぜ遅れているのかの理由」です。
もし遅れる旨のアナウンスが流れ始めたら、この理由を聞き逃さないように集中しなければなりません。
さらに図書館が閉まっている、コピー機が壊れている場合も同じです。
「なぜ閉まっている」、「なぜ壊れている」
これらを意識して聞く必要があります。
そしてこうしたあるあるを事前に知っていると、飛行機の話題が出てきた時点で「おそらく遅れるな、理由を聞き逃さないようにしないと」など心の準備ができるようになります。
TOEICのリスニングは1度しかきけません。
またリーディングはとても問題数が多く、かなり時間にシビアな試験になっています。
このシビアな試験においては事前に知っている情報が多ければ多いほど、有利になり、正答率も上がります。
この不思議の国のグプタを読むことでTOEICあるあるについて詳しくなり、より心の準備がしやすくなるのです。
5.まとめ:TOEIC受験者の方は読んで損なし!
TOEIC受験者の方は読んで損のない本です。
TOEIC小説としても楽しめるし、勉強にもなります。
紹介してきたように多数出てくるTOEICあるあるに共感して楽しみ、そしてそんなあるあると英単語を学ぶことで勉強にもなるのです
TOEICの勉強がイマイチつまらないと感じている時や勉強の息抜きにぜひ読んでみてください。