「TOEIC800点取るにはどんな教材を使ってどんな勉強をどれくらいしたらいいんだろう。オススメな教材や勉強法、勉強時間の目安が知りたい」
今回はこんな疑問に答えます。
この記事の内容↓
- 実際にTOEIC800点を取るまでに使った教材、やった勉強法、対策をする上で大事な点を紹介します
- 実際にTOEIC800点を取るまでにかかった時間は約1年です
- TOEIC800点を越えるとどれくらいの英語力になるのか解説するよ
TOEIC800点を1つの目標にしている方も多いと思います。
そこで気になるのがどうやったら達成できるのか。
今回は僕がTOEIC635点から約1年で815点まで上げた経験を基に実際に使った教材、やった勉強、かかった時間を徹底的にご紹介していきます。
↓約1年後
1つの目安として参考にしていただければと思います。
1.TOEIC800点を取るまでに使った教材
実際にTOEIC800点を取るまでに使った教材は「金のフレーズ」「ボキャビルダー」「でる1000」「TOEIC公式模試」「至高の模試」「オンライン英会話」です。
これらの教材を選んだ理由は僕の弱点が語彙力、リスニング力、パート5だったからです。
なので重点的に弱点を強化できる教材を選びました。
具体的には
という感じです。
もっとたくさんの教材や違う教材を使ってる人もいると思いますが、僕の弱点強化にはこの教材で十分だと思っています。
次にこの教材たちを使って実際にどんな勉強をしたのか具体的に紹介していきます!
1-1.金のフレーズ
金フレは語彙力強化のために使いました。
金フレを使った理由はTOEIC対策用の単語帳として有名だったからです。
僕の具体的な使い方をご紹介します。
1周目は見出し語を100語ずつ毎日繰り返し覚えていきました。
まず始めは1ページずつ全て正解できるようになるまで、付属の赤シートで隠しながら暗記。
その日の100語が終わったら、最後にもう一度、その日の最初の単語から最後の単語まで総ざらいでチェック。
忘れてる単語があったら、そこだけまた赤シートで隠して、その日の100語を全て完全に覚えきる。
次の日、まず始めに前日の100語を復習。
忘れてる単語があったら覚えきるまで何度も赤シートで隠して暗記。
前日の100語で間違いがなくなったら、その日の100語に突入。
これをずっと終わりまで繰り返していきました。
途中、部署・職業名など章によっては100語で区切りにくいとこもあるので、そういうところは章で区切って暗記。
1周目はこの方法で掲載されている全ての見出し語を暗記。
2周目はスキマ時間を活用して、さらに細かい区切り、10語とか、50語とかでちょこちょこ復習。
3週目以降も同様にスキマ時間を活用してひたすら復習を繰り返していきました。
そしてある程度、見出し語を覚えきったら、今度は横の解説の暗記に突入です。
ただし、解説は覚えやすいようになってはいないので、見出し語を復習しつつ、あわせて読んでなるべく覚えていくという意識でやりました。
具体的には
1ページ分見出し語を赤シートで隠してチェック。
正解の見出し語を読むと同時に横の解説も意識して読む。
一通りそのやり方で100語くらい復習したら、最後に見出し語だけをざっとチェック。
このやり方をひたすら何周も繰り返して、記憶を定着させていきました。
金フレ暗記は同時に付属のCD音源も聞くと効果的
金フレの暗記は同時に付属のCD音源を聞くとより効果的です。
音源をあわせて聞くことでより単語が定着しやすくなるからです。
僕はスマホにCD音源をダウンロードしてスキマ時間に繰り返し聞いています。
料理中やお皿洗いの時なんかに適当に再生して聞き流しています。
特に聞こうと意識しなくても毎日毎日、繰り返し流していると次第に脳に染み込んできて、単語を見るとフレーズが脳内再生されるようになってきます。
その日、覚えた箇所と同じ音源を聞くようにするとより記憶に定着しやすくなります。
また発音も同時に覚えられます。
大体毎日1時間くらいこの聞き流しをしていました。
結果、800点を越えたテスト時にはほぼ金フレの見出し語は覚えきっている状態になっていました。
実際金フレを使ってみた感想ですが、TOEIC対策の単語帳として有名な理由がわかりました。
本当に模試や本番で見かける単語ばかりが集められています。
TOEIC用の単語帳としてかなりオススメです。
1-2.ボキャビルダー
(出典:英単語暗記プログラム - 英単語暗記プログラムより)
ボキャビルダーは英単語全般を覚えられる電子単語カードのことです。
学生の頃にペラペラめくって単語を覚えてたあのカードの電子版ですね。
PCからでもスマホからでも利用できます。
あまり知られていないツールなのですが、かなり効率よく語彙力強化できるツールです。
ボキャビルダーは主に語彙力強化とリスニング対策として使いました。
具体的な使い方は特にありません。
というのもボキャビルダーはユーザーが特に何もしなくてもシステムの方で覚えやすいように英単語を出題してくれるという優れもの。
脳や記憶のメカニズムに基づいて、記憶が定着しやすいタイミングで単語を復習させてくれます。
なので基本的には画面の指示に従ってその日の英単語をひたすら覚えていくだけです。
またボキャビルダーには「発音暗記」という英単語の発音だけを覚えるコースがあり、これがTOEICリスニング対策に役立ちます。
僕はこのコースのおかげで英単語の発音を覚えることができ、さらに英単語の発音に対する知識が増えました。
例えば「center」という単語。
カタカナだとセンターですが、これよく聞いてみると実際には「セナー」とtを飛ばして発音されることが多いです。
このように飛ばされて発音される単語があることなど、英語の発音のクセのようなものを知っておくとTOEICリスニング対策をやる時にも役立ちます。
そしてボキャビルダーの発音暗記のコースでは発音だけを暗記でき、何回も繰り返していくと次第にこうした発音のルールのようなものがわかってきます。
ただ注意点としてボキャビルダーはTOEIC対策用の単語暗記システムではありません。
なのであくまで僕は補助的に使っています。
金フレで覚えた単語と同じ単語がボキャビルダーでも出題されるので、そこでさらに記憶の定着を強化。
さらに金フレに載ってない単語も覚えておくことで語彙力全般を強化。
ボキャビルダーは最終的に12000語の単語を覚えられるツールなので、全て覚えきればかなり英語力が底上げされます。
僕がTOEIC800点を取った受験時、大体4000語弱の単語を覚えていました。
金フレで覚えた単語をさらにボキャビルダーで強化することによってより点数を上げることができたと思います。
TOEIC800点を目指すのと、さらに英語力自体を底上げするのに、ボキャビルダーはかなり使えるツールです。
ボキャビルダーに関してはこちらの記事に詳しくまとめておりますので、気になった方はチェックしてみてください。
すぐ試したい方はこちら!
1-3.文法問題でる1000問
でる1000はパート5,6対策&リーディングの時間対策として使いました。
選んだ理由はTOEICパート5,6対策の参考書として有名だったからです。
具体的な使い方はでる1000の冒頭の解説にある通り、1問20秒で1ページずつ解いていきました。
そして1周解き終わったらもう一度、最初から解いていきました。
TOEIC800点をとった時点でほぼ2周解き終わった状態でした。
でる1000は単純にパート5,6対策になるのと同時に、でる1000で1問20秒で解く感覚を身に着けることができると、リーディング全体の解く速度を上げることもできます。
つまり文構造の把握が速くなるということです。
リーディングのパート7にはそこそこボリュームのある文章も出てくるのですが、結局大事なのはその中の1文1文をしっかり理解することです。
でる1000で文構造をパッと理解できるように訓練していると、ボリュームのある文章が出てきても、慌てることなく1文1文しっかり構造を理解して読み進められるようになるのです。
結果、文章全体の読解速度が上がり、さらにリーディングパート全体の解答速度も上がるということです。
ただこれには語彙力ももちろん必要です。
なので、でる1000で短文の速読を鍛えつつ、語彙力の強化も同時にやる必要があります。
またでる1000をいきなりやるのは難しいという意見もあると思います。
もしでる1000を少しやってみて、難しいと感じる場合は中学英文法の知識が足りていない可能性があります。
その場合はまずそちらから見直した方がいいです。
余談ですが、TOEIC800点を越えるのに複雑な文法の知識は必要ないと思っています。
実際僕がTOEIC800点を取るまで、でる1000以外の文法の参考書を読んでこなかったからです。
幸い僕は大学受験時の知識が少し残っていたので、中学英文法なら何とか理解できました。
ですので、いきなりでる1000をやっても難しいと感じることなく進んでいくことができました。
例えば、助動詞は何?と聞かれて答えられなかったり、現在完了形が「have(has)+過去分詞」で成り立つことを忘れていたり、知らなかったりするなら中学英文法をおさらいできる参考書を買い、勉強し直した方がいいです。
逆に最低限、中学英文法の知識さえあれば、でる1000を解くことでTOEICに出てくる文法知識を抑え、800点に近づくことができると思います。
1-3.TOEIC至高の模試
TOEIC至高の模試はTOEIC全体の対策&弱点チェックとして使いました。
TOEIC至高の模試を選んだのは解説が丁寧&amazonのKindle Unlimitedで読み放題だったからです。
実は僕が初めて解いたTOEIC模試がこの至高の模試です。
具体的には至高の模試に詳しく掲載されている「3回チャレンジ法」で解きました。
3回チャレンジ法とは1つの模試を3回解くやり方です。
- 1回目は普通に時間を測って本番と同じように解く。
- 2回目は時間無制限、リスニングも聞き返し放題で解く。
- 3回目は少し時間を置いて同じ模試をもう一度解く。
時間無制限、リスニング聞き返し放題で解くのは純粋な自分の英語力を測るためです。
この1回目と2回目の点差を比べることで、どのパートの問題で引っかかっているのか、知識が足りなくて解けなかったのか、時間が足りなくて解けなかったのかなど、自分の弱点をより詳しく分析することができます。
こうしてしっかりと自分の弱点を分析した上で足りない部分を補っていくという勉強法がTOEIC対策では重要です。
僕はここで語彙力、リスニング力、パート5を解く知識、時間対策が弱点だと判明したので、以降はこれらを補う勉強を繰り返してきました。
TOEIC対策の順序として模試→弱点把握・分析→対策という流れがとても重要です。
その初めに使う模試として、解説が丁寧&3回チャレンジ法について詳しく載っている至高の模試はかなりオススメです。
1-4.TOEIC公式模試
TOEIC公式模試はTOEIC自体に慣れるためとリスニング対策として使いました。
TOEIC公式模試を使った理由はこれ以上に本番に近い教材はないからです。
基本的には至高の模試で知った3回チャレンジ法でやりました。
そして一通り解き終わったら、リスニングパートを細かく聞き込んでいきました。
例えばパート1であれば正解以外の選択肢も何て言ってるか、一言一句全て聞き取れるようになるまで細かく聞き込み。パート2も同様です。
パート3,4も長文ですが、同じように聞き取れないところがなくなるまでひたすら聞き込んでいきました。
こうすることで各アクセントの癖を知ることができます。
また自分が苦手とするアクセントや単語も知ることができます。
僕の場合はイギリスとオーストラリアアクセントが苦手、冠詞の聞き逃しが多い、突然出てくる人名や会社名などの固有名詞に翻弄されがち、だとわかりました。
こうして自分の弱点がわかるとそこを鍛えて克服することで得点アップさせることができます。
さらにやった勉強が1.2~1.5倍速のリスニング音源を聞くです。
これにはオーディオブックを使いました。
公式模試を買うとオーディオブックで公式模試の音源をダウンロードできます。
そしてオーディオブックでは0.5倍~2.0倍まで速度を調整して聞くことができます。
僕は聞き込みが終わって内容をしっかり把握している文章を1.2倍もしくは1.5倍で聞いています。
この勉強法をやると通常のスピードがかなり遅く聞こえるようになり、心に余裕が持てるようになるのと、単純に耳が鍛えられるので聞き取りもやりやすくなります。
逆に細かく聞き込む際によく0.5倍速を使っています。
「今、何て言ったかよくわからなかった」という時やリンキングでイマイチ単語が聞き取りにくい時に0.5倍速にして確認するようにしています。
リンキングというのは「I need you」が「アイニージュー」になるという言葉が繋がる現象の事です。
これがTOEICリスニングの難易度を上げています。
でも細かい聞き込み&速度を上げて聞く練習を繰り返すことである程度、克服できます。
至高の模試があれば、TOEIC公式模試はいらないのではないかという考えもあるかと思いますが、個人的には両方やってもいいかなと思います。
理由は模試を解けば解くほど、TOEICに慣れることができるからです。
TOEICはかなりクセの強いテストだと思います。
ですので模試を解いてTOEIC自体に慣れておくのはとても有効な対策だと思います。
ただあまりお金をかけたくない、どちらか1つの模試しか買えないということであれば公式模試を買った方がいいです。
何といっても「公式」模試ですから。
これほど本番に近い模試はありません。
1-5.オンライン英会話
オンライン英会話は主にリスニング対策として使っています。
英会話の中で英語を聞く耳が鍛えられるのと発音を学ぶこともできるからです。
オンライン英会話では会話をするので、もちろんリスニング対策になります。
英語を聞く耳が鍛えられるということです。
僕は初めてTOEICを受けるまでに約1年くらいオンライン英会話を受けていました。
当初はTOEICに特に興味はなく、英会話の勉強のみやっていたんです。
そして1年くらいしてから、TOEICに興味が出て、ものは試しと受けてみたらいきなりリスニングで8割の点を取ることができました。
その時はほとんど目立ったTOEIC対策をせずに受けたので、このリスニングの点数はオンライン英会話で耳を鍛えたことによる効果が大きいと思っています。
時間はかかりますが、オンライン英会話で英語を聞く耳を鍛えるというのは話す練習も同時にできますし、かなりオススメです。
またその話す練習をやっていく中で発音を鍛えることもでき、それもリスニング対策になります。
というのも正しい発音で覚えていない単語は聞き取ることができないからです。
例えば先ほどもご紹介した「center」という単語。
「セナー」とtを飛ばして発音されることが多いです。
これをもし「センター」とそのまま覚えていたとしたら、リスニング問題で出てきた時、聞き取ることはできないでしょう。
「セナー??知らない単語だな・・・」
という感じになるかも。
もちろんこれくらいであれば予測ができるかもしれませんが、覚えている発音と実際の発音がズレている単語が複数あり、もしそうした単語が連続で出てくると、もはやリスニングはわけがわからないものになってしまいます。
なのでしっかりと正しい発音で単語を覚えておくことは重要なのです。
これは公式のリスニング音源を聞くことでも鍛えられますし、先ほどご紹介したボキャビルダーの「発音暗記」でも鍛えられます。
僕はTOEICで高得点を取りつつ、英語を話せるようにもなりたいので、耳を鍛えさらに発音も鍛えることができるオンライン英会話をTOEIC対策として併用しています。
あと今回ご紹介している中でオンライン英会話がやってて一番楽しいです。
TOEIC対策で参考書や模試をやっているだけだと正直飽きてきます。
でもオンライン英会話で毎日、英語を話すのは話す内容も変わるし、場合によっては先生も変わるしで飽きにくい。つまり勉強が続けやすくなるということです。
TOEIC対策は少しずつでも毎日継続していくことが重要です。
そのためにはなるべく楽しんで勉強できた方がいい。
そういう意味でもオンライン英会話は僕のTOEIC対策において、息抜きにもなり勉強にもなる教材として、とても役に立っています。
でもオンライン英会話だけでTOEIC対策をやろうとすると時間がかかります。
あくまで補助としてとらえ、TOEIC対策のメインは参考書と模試とし、オンライン英会話をやる目的は英会話の訓練とした方がいいです。
ただやっぱりTOEIC高得点取れたはいいけど、実際にはほとんど話せないだと悲しいので、オンライン英会話もやって会話力も鍛えておいた方が色々と役立つ&実用的だと思います。
ちなみに僕が今利用しているオンライン英会話は「ネイティブキャンプ」です。
予約なしでも即レッスンが受けられる&受け放題な点が気にいって使っています。
2.実際にTOEIC対策をする上で大事なこと
TOEIC対策をする上で大事なことは「自分の弱点を知り、そのための対策をすること」です。
しっかりと弱点を知り、対策した方が闇雲に勉強するより効率よく点数を上げることができます。
具体的にはまず模試をやります。
そこで各パートの正解率などを見て自分の弱点を把握します。
語彙力が足りない?
時間が足りないから解けない?
リスニング力が足りない?
自分の弱点がわかったらそこを重点的に対策。
例えば僕の場合
という感じで対策しました。
適当に参考書を選んで解いていくのではなく、まず自分の弱点を知り、それに対応した対策をし、弱点を強化していくのがTOEIC高得点への近道です。
3.実際にTOEIC800点を取るまでにかかった時間は約1年です
実際にTOEIC800点を取るまでにかかった時間は約1年です。
僕がTOEIC800点を取るまでの流れは
1年間オンライン英会話を受講→TOEIC初受験635点→本格的にTOEIC対策を開始→約1年後再受験815点です。
本格的にTOEIC対策をやり始めて約1年で800点越えるとこまでいけました。
毎日の勉強量は以下の通りです。
- オンライン英会話:25分
- 金フレ暗記:15~20分
- 金フレ音源聞き流し:40~60分
- ボキャビルダー:40~50分
- でる1000:10~15分
だいたいこれくらいの勉強をほぼ毎日やっていました。
模試は初受験前に弱点を知るために至高の模試1回。
さらに直前に至高の模試をもう1回。
後は夏のYouTubeで行われた公開模試と800点を越えたテストの前に公式模試を2回。
合計5回ほど模試を解きました。
大体、2,3カ月に1回くらい模試を解いてる感じですね。
勉強の成果を確かめるためにもこれくらいのペースで解いていくのが良いと思います。
新たな課題が見つかる可能性もありますし。
毎日の勉強量は多い日で約3時間くらい勉強してたことになりますね。
ここに後半はリスニング対策でTOEIC公式音源を毎日5分しっかり聞き取れないところがなくなるまで聞くというのを追加していました。
1つ1つの勉強時間は短いですが、結構色々とやっているので最終的には長くなってますね。
この勉強の組み合わせに関しては自分の弱点によって変わってくると思います。
僕の場合は「リスニング対策」「パート5対策」「時間対策」というのが課題でしたので、このメニューになっています。
もっと効率よく勉強して短期間で点数を上げることもできるのではないかという意見もあると思います。
そして実際それはあると思います。
ただいくら効率よくやろうとしてもある程度の時間はかかると思いますし、期間を短くすればするほど、1日当たりの勉強量は増えていくと思います。
僕の場合は1日の勉強に割ける時間が最大3時間くらいなので、このペースが一番合っており、結果1年やって800点にたどり着きました。
短期間でやる場合でも、長期間でやる場合でも、自分の1日の勉強に割ける時間、弱点などを考慮して無理のない勉強メニューで日々やっていくのがオススメです。
無理して一気に勉強して点を取ろうとすると、途中で息切れし、続かなくなって挫折してしまう可能性もあるので、そこは上手く折り合いをつけてやっていく必要があります。
途中でばてないペースでやっていくことが大事です。
4.TOEIC800点を越えるとどれくらいの英語力になるのか
これはあくまで僕の例ですが、TOEIC800点の英語力は全然大したことないです。
例えば今の僕の英語力を説明するとこんな感じです。
- 子供向けアニメなら字幕付きで何とか見れる
- 英語のニュースは集中してさらに字幕をつけて見れば簡単なものなら理解できる
- 洋画、海外ドラマは早すぎて字幕付きでも無理
英会話は割とできます。
世間話や繰り返ししている自分の好きなものの話(映画、マンガについてなど)なら割とスラスラ話せます。
ただこれはオンライン英会話もあわせてやっているからというのがあると思います。
もちろん同じTOEIC800点でも色々な方がいると思いますので、これはあくまで僕の例です。
僕の800点を越えた現在の英語力がこれくらいであるということです。
TOEIC800点を越えたとしても、劇的に英語が理解できるわけではないです。
本格的に英語を理解できるようになろうと思ったら、むしろ800点とってからの方が長いと思います。
そしてもし英会話もできるようになりたいと思ったら、やはりオンライン英会話などで実際に英会話の練習をすることが必須です。
5.まとめ
TOEIC800点は大変だけど越えられない壁ではないです。
実際に僕が毎日少しずつ勉強することで突破できたからです。
これまで紹介してきたような勉強を毎日続けることで突破できました。
僕もTOEIC対策を始めた当初はリスニングも聞こえないし、リーディングの時間は足りないしで800点なんて越えられるわけがないと思っていました。
ちなみに3回チャレンジ法の2回目、時間制限なしリスニング聞き放題で初めて解いた時の僕の点数が確か830点ほどでした。
つまりTOEIC対策を始めた当初は全力全開で実力の全てを発揮することができて、ようやく届く点数だったわけです。
なので時間制限あり、リスニングを聞けるのが1回という本番環境で800点を越えるのはかなり大変だなあと思いました。
けれど毎日少しずつご紹介した勉強をやっていったら、リスニングが聞き取れるようになり、リーディングも解ける問題が増えていきました。
そして800点を越えることができたのです。
だけど自分は学生時代、英語の成績が良いわけでもなかったし、800点なんて無理と思われる方もいるかもしれません。
そんな方にお伝えしたいのは僕も学生時代、特別英語の成績が良いわけじゃなかったということです。
それでも800点取れたのは毎日TOEIC対策をやったからです。
大事なことはたとえ少しずつでも毎日勉強して、ちょっとずつTOEICというテストを攻略していくことです。
学生時代の成績に関わらず、自分の弱点を知り、そのための対策を毎日少しずつでも適切に行っていけばTOEIC800点は必ず越えられます。
諦めず自分を信じて毎日勉強していくことが大切です。