こんにちは!
エイタ(@gamusyaraeita)です。
本日は大学受験の勉強がTOEICでも使えるのかどうか!という疑問について考えてみたいと思います。
僕自身すでに大学受験から10年以上経ってしまっているので「昔を思い出して」ということになってしまいますが、実際にTOEIC600点をとった経験から考えてみたいと思います。
実際の点数がこちら↓
結論からお伝え致しますと・・・
大学受験の勉強はTOEICでも使えます!
でもTOEIC対策用の勉強もやっぱり必要!!
そして対策用の勉強が必要な理由3つ!
- 大学受験より出題される単語や文章がビジネス寄り
- 問題の量が多い
- リスニングが1回しか放送されない
つまり単語の対策とTOEIC模試はやっておいた方が良いということです。
単語帳は「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」
模試は「【CD-ROM・音声DL付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問」がオススメ!
金のフレーズ、略して「金フレ」はTOEIC定番の単語帳です。
至高の模試の方はKindle Unlimitedで読めちゃうのでオススメです。
もちろん公式の模試「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6」でもOK!
くわしくは以下でご紹介していきます!
1.まず大学受験の勉強はTOEICでも使える!
(出典: StartupStockPhotosによるPixabayからの画像)
冒頭でもお伝えした通り、大学受験の勉強はTOEICでも使えます。
特に英文法に関しては特にTOEICだけの特殊な問題というのは出題されないので、十分大学受験で学んだ内容で大丈夫だと思います。
part5、6の文法問題がちょっと特殊と言えば、特殊ですが、もしそこで大量に失点するようなら「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」などの参考書を使って対策しましょう。
(余談ですが、僕がまさにpart5、6苦手で絶賛対策中です。)
僕自身仮定法などのちょっと難しめな英文法がわからないまま受験しても635点だったので、少なくとも600点を越えるのは大学受験レベルの英文法知識があれば余裕なはず。
繰り返しになりますが、実際に僕は大学受験から10年以上が経過して、仮定法なんかの難しめの英文法の知識をほとんど忘れてしまっています。
しかしそれでも現在完了形とか中学レベルの英文法であればほぼ理解できます。
つまりは中学レベルの英文法まで理解できていれば600点とれるということです。
そこから考えると大学受験終わったばっかりとか今まさに受験勉強中という場合であれば、少なくとも600点を越えるのは余裕でしょう。
でも何もTOEIC対策をしなくても大丈夫なのかというとそうではありません。
2.対策用の勉強も必要な理由3つ!
冒頭でもご紹介したように大学受験の勉強は十分TOEICでも通用しますが、でも対策もした方が良いです。
理由は以下の3つ。
- 大学受験より出題される単語や文章がビジネス寄り
- 問題の量が多い
- リスニングが1回しか放送されない
詳しくご説明していきます!
2-1.大学受験より出題される単語や文章がビジネス寄り
TOEICで問われる英語力は基礎的なものばかりです。
ですので文法知識をはじめ、そのほとんどは大学受験の勉強で十分対応できます。
しかし、TOEICはビジネスで使える英語を問うてくるので、その本質が大学受験とは少し違います。
つまり出題される単語や文章がビジネスよりということです。
ですので、単語も大学受験では見かけないものがチラホラあると思います。
そうしたビジネスよりな単語や文章を理解するために単語帳と模試を使って対策をしましょう。
2-2.問題の量が多い
また問題の量も多いのでそこも対策が必要です。
特にリーディングパートはかなり早く解いていかないと全問解くことはできません。
僕が635点とった時は半分以上解答できませんでした。
大学受験で全問解けないほど、問題量が多いということはあまりなかったと思います。
TOEICは先ほども書いた通り、ビジネスよりのテストですので、情報処理能力も問われており、そのため多くの情報をどれくらい早く処理できるか試すために問題量が多くなっているのだと思います。
これも事前に模試を解いて時間配分の対策をしておきましょう。
ただ600点を越えるだけなら全問解く必要はないと思います。
事実、先ほども書いた通り、僕は解けていません。
しかしその場合リスニングである程度、点をとる必要があるのですが、このリスニングも大学受験とは少し変わっています。
2-3.リスニングが1回しか放送されない
リスニングは1回しか放送されません。
僕の記憶が正しければ大学受験だと大体2回放送というのが多かったと思います。
でもTOEICではたった1回しか放送されないので、いかにその1回で聞き取るかがポイントとなります。
聞き取れさえすれば、出題される英文の内容はそこまで難しくありません。
ただ、TOEICのリスニングはやり取りに少しクセがあります。
例えば、
「来週のミーティングどこでやるか知ってる?」
という質問に対して
特定の場所を答えるのではなく、
「まだ知らされてない」
など曖昧な答えが正解になる場合があります。
これもおそらく実際のビジネスシーンで使われるやり取りを再現しようとしているため、こうした曖昧な答えが正解になるのだと思います。
こうしたクセに慣れるためにも事前に模試を解いておきましょう。
3.オススメの単語帳と模試!
そうしたTOEIC用の単語対策、問題量対策、リスニング対策として具体的にはTOEICド定番の単語帳「金フレ」で単語の対策、「至高の模試」でTOEICの問題量、リスニングに慣れておきましょう。
おそらく金フレに出てくる単語と大学受験用の単語帳で出てくる単語のほとんどは共通していると思います。
なので知っている単語はサクッと確認だけして、初見の単語を中心に覚えていきましょう。
そして模試の方はまず時間制限付きの本番と同じ環境で解いてみて、TOEICがどういうものか体験しましょう。
その後、答え合わせはせずにそのままもう一度同じ模試を時間制限なし、リスニング聞き放題で解きます。
こうすることであなたの弱点がわかります。
時間が足りなくて解けなかったのか、リスニングが1回じゃ聞き取れなくて間違ってしまったのか。
そうした弱点を分析してさらに対策をすれば、TOEICでも十分な結果を残せるでしょう。
詳しい模試の使い方はこちらをご覧ください。
ちなみに模試はTOEIC公式の模試でも構いません。
どうして僕が「至高の模試」をオススメしたかというとAmazonのKindle Unlimitedの読み放題に入っているからです。
Kindle Unlimitedは月額980円で雑誌、小説、自己啓発本など色々なkindle本が読み放題になるAmazonのサービスです。
全てのkindle本が読み放題なわけではないですが、雑誌なんかは結構品揃えが良く、自己啓発本も多いので、僕は普段から登録して使っていました。
なのでよくkindle本を読むという方はKindle Unlimitedを使って、「至高の模試」で対策をするのが良いでしょう。
模試の使い方もくわしく書いてくれてますし、解説も丁寧なのでその点もオススメです。
4.さらにリスニング対策をするならオンライン英会話がオススメ!
(出典: Gino CrescoliによるPixabayからの画像)
もちろん模試を何度か解くことでリスニングの対策ができるのですが、さらに高得点を目指すならオンライン英会話で耳を鍛えた方がいいです。
僕の場合、2年くらいオンライン英会話をやっていて、その結果、TOEICのリスニングで8割近い点数を取ることができました。
いやいや、2年はちょっと長いよ(>_<)!
その気持ちわかります。
確かに2年は長い。
でも安心してください。
僕の経験から言うとおそらく半年くらいほぼ毎日オンライン英会話で英会話力を鍛えればTOEICのリスニングでも点がとれるようになるはずです。
というのもこれはあくまで僕の体感なんですが、僕のリスニング力はオンライン英会話を始めて半年くらいからそんなに変わっていません。
スピーキング力やリーディング力は上がっているのですが、リスニング力はやっぱりなかなか鍛えにくいです。
まあ途中僕が少しサボっていたというのもあると思います汗
つまり何が言いたいかと言うと僕が初TOEICを受験した時のリスニング力はオンライン英会話を始めて半年くらいのリスニング力と同じくらいだったということです。
厳密に同じかと言われればそりゃあもちろん多少は成長していたでしょうけれども、大差はなかったと思います。
なので僕の実体験から言うと、オンライン英会話を半年くらいほぼ毎日続ければ、英語に慣れてTOEICのリスニングで点をとれるようになるはずです。
これはもちろんスタート時点の英語力によっても変わってきます。
しかし現役の受験勉強をしている人、もしくは終わって間もない人であれば、スタート時点の英語力は十分でしょう。
少なくとも受験から10年以上が経過していて、複雑な文法うろ覚えな僕よりは高いはず。
またTOEIC対策にオンライン英会話を取り入れると、TOEICで点はとれたけれども英会話は無理!という悲しい状況を防ぐことができます。
オンライン英会話はTOEIC対策もできて、英会話力も鍛えられる一石二鳥の方法なのです。
オススメは7日間の無料体験期間がある「ネイティブキャンプ」!
くわしいメリットやデメリットが気になる方はこちら!
しかし「どうしてもオンライン英会話を半年もやっている時間がない!!」という方は模試のリスニング音源を聞きまくってみてください。
僕が今、さらなる点数を目指すためにやっている方法なのですが、これをやることでTOEICのリスニングに慣れることができます。
あとこれはまだ僕も試していないのですが、リスニング音源を倍速で聞くというのも効果的とのこと。
確かに普段から早いスピードに慣れておけば、本番はそれより確実に遅いわけですから、余裕が生まれますよね。
もしTOEIC受験まで時間がないという方は試してみてください。
僕も模試のリスニング音源聞きまくり&倍速作戦でどこまで点数を上げられたか、またこのブログで報告していきたいと思います!
5.まとめ
単語帳やって、模試やって、リスニング対策やってって結構やること多いじゃん!!
と思われる方もいるかもしれませんが要は「大学受験とTOEICとの差を埋めましょう」ということです。
大学受験でも受ける大学によって、問題形式が変わるため、個別に過去問を解いたりしますよね?
それと同じでTOEICに慣れるために、TOEIC模試を解いておきましょう、ということです。
ベースとなる英語力は十分なはずなので、あとはそれをTOEIC用に調整するだけ!!
このブログには他にもTOEICの勉強法についての記事がありますので、良ければ参考にしてみてください!